日本と世界の子育て事情・夫婦事情

夫婦二人きりで過ごす時間(キッズライン調査2016)
夫婦二人きりで過ごす時間(キッズライン調査2016)

「いいよな、外国はさ。日本は子育てスゲー大変だよ」

これは、私が長男を出産するために帰国した時、偶然出会った幼な じみ(男性)の第一声でした。彼は、奥さんの子育てを手伝うために、自分の仕事もセーブして、仕事場を近所に移したそうです。核家族で頼れる親戚が周りにいない。シッター・サービスも高額で手が出ない。彼は、日本で子育てをする大変さを、とうとうと語ってくれたのでした。

その後、こちらでイギリス人の夫を持つアルゼンチン人の外交官(女性)に、私はこう問われました。

「今年の休暇はどこに行くの?」

乳児を抱えている私は、休暇なんてとんでもない!と答えたのです。すると彼女は言いました。

「何を言ってるの。ヨーロッパには、シッターさんを派遣してくれるホテルが沢山あるわよ。それを利用したら」

そうか、欧州ではホテルにもシッター・サービスが付いているんだ(知りませんでした)。彼らはこうして子供を育てながら、仕事もして、休みまで取って、夫婦仲も維持しているのか。。。

こうして日本と海外双方の接点を持って眺めてみると、世界のベビー・シッター事情ほど、日本から離れたものはないと思います。確かに、日本のサービスは高額というイメージが強いですし、日本では子供を預けることに妙な罪悪感があるのも分かります(私も昭和育ちの母親に、愛情は大丈夫なの?とつっこまれまし た)。

オンラインのシッター派遣サービスを手がけるキッズラインさんの調査によると、日本で子供を持つ夫婦が二人だけで過ごす時間は、1日30分未満が約半数なのだそうです。働くことと育児に自分のほとんどの時間を取られれば、夫婦の時間がなくなるのも仕方ないことです。

そして、「日本は子育てスゲー大変だよ」私の幼なじみがそう唸ったように、こんな現状を大変だと思っているのは、女性だけでなく男性も同じようです。

再来週11月22日は「いい夫婦の日」だそうです。最近は、一時間1000円から手軽に利用できるシッター・サービスもあります。高い、手抜きと思われる、 といった従来のイメージを刷新して、自分の余裕のために時間を買う。全てを完璧にこなそうとして疲弊してしまう前に、こんな新しい考え方を採用してみるのもこの際ありではないか、と思う私です。

 

(ちなみに、上記のキッズラインさんはベビーシッターの無料キャンペーンを開催中だそうです!)