何をすべきか分からなくなった時

こんにちは、田島麻衣子です。今回は、自分の夢をしっかり持ってとある会社に就職したものの、利益優先主義の環境や蔓延する社内政治に疲れ、自分を見失ってしまったというAさんから質問箱にメッセージを頂きました。自分もプライベートも捨てて頑張った3年間は一体なんだったのか。また新たな道を見つけて歩くにはどうしたらいいのか、というご質問です。

お気持ち、とても良く分かります。私も自分の過去を振り返ってみれば、同じ様な経験を沢山してきました。このブログを読んで下さっている方も、うなずける部分が大きいのではないのかと思います。

Aさんは、決してお一人ではないのです。皆が同じ思いを抱えながら、前に進もうとしているはずです。

では、視点を引いてこの状態を全体から眺めてみると何が言えるのでしょうか。皆が同じ様な思いを抱えているということは、どこに行っても桃源郷はないのだという事実です。

今朝、丁度広げていた『菜根譚』にこんな事が書かれていました。

 「光彩を放つものは暗やみのなかから生まれてくる。清浄なものは汚物のなかから生じてくる。」

これを読んでいて夢の実現の過程についても、同じようなことが言えるように思いました。利益優先主義や社内政治は、独立しても海外に行っても同じことです。これらは所与のものとして私達が乗り越えていかなければならないものです。そしてAさんの善い心が光るのは、そうした環境にあってもくじけずに闘う過程であるはずなのです。

迷った時に立ち返るべきは、自分の夢です。人に自信を与えたいと強く思った、そのピュアな気持ちを守ってあげて下さい。どんなに傷つくことがあっても、そこから逃れようとするのではなく、暗闇の中だからこそ光を放つ自分をイメージすべきです。そして自分の幸せをトータルで考え て、バランスを忘れないようにしましょう。

自分はそもそも何をやりたかったのか。これまでの適性や経験を考えて、それを一番実現しやすい場所はどこかを見直す時です。そんな時のヒントは、幻滅する度合いがどれだけ少ないか、ではなく、それでもどれだけやりたい事に近づくことが可能か、という視点なのだと思います。