実際にTEDxスピーチをしてみて分かった3つの大切なこと

TEDxでのスピーチが無事終わりました。

 

子育て、2冊目3冊目の執筆にTEDxのスピーチと、あまりに多忙で途中は生きた心地がしませんでしたが、なんとか無事に乗り切れて良かったです。数ヶ月に渡って準備が必要なTEDxは、他の講演とは異なる特別な経験でした。以下、私がここから何を学んだのかを皆さんとシェアさせて下さい。

まず、最も大切なことは、スピーチの最終目的が「自分のアピール」ではなく、「アイディアを人に届ける」こと にありました。私もTED代表であるクリス・アンダーソンの著書『TED TALKS』を読んだ当初は、そんなことは分かっていると思っていたのですが、準備中は何度もこの原則に立ち返る必要に迫られました。スピー チ内容も、構成も、話し方も、全てはこの最終目的をどう達成するかの視点で組まれる必要があったからです。

 

まず、内容について。聴く人々は、とても鋭い嗅覚を持っています。内容が話し手の自己アピールとなった瞬間に、話し手は聴き手の興味を失うことは明らかでし た。ですから内容は、自分が心から信じ愛している内容、かつ、自分の人生を通じて実行しているものでなければなりませんでした。このアイディアをすくい出 す作業は、結構濃いプロセスだったと思います。

次に、構成について。そうして取り上げられたアイディアは、聴き手にもっとも届けやすい形で伝えられなければなりませんでした。複雑な内容は、口頭では相手 には伝わりません。ですからシンプルに、シンプルに、これ以上シンプルには出来ないという所まで煮詰めることが必要でした。何十回というリハーサルと周り からのフィードバックで気付いたのは、

①トピックは3点に絞ること。
②それを証明する分かりやすい例を挙げること。そして、
③トピック毎に、つまり何が言いたいのかのサマリーを要所、要所でゆっくり繰り返すことでした。
特に、③のサマリーを「違う言い換え」で何度も繰り返す、というのはこれまで講演を何度も繰り返してきた私にとっても新しい有益な学びでした。

 

最後に話し方について。リハーサル中、もっとゆっくり話して、と何度言われたでしょうか。最後は、自分のスピーチをiPhoneのテープにとって聞き返す こ とを繰り返していました。すると自分の改善点も随分見えてきたものです。胸にあったのは、シンクロコーチ井村さんの言葉「本番は普段の実力からたいてい目 減りする。目減りしても結果を出せるように、普段の実力を高めておくしかない」でした。

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