人生の壁にぶつかった時に心得ておくと支えになる事

ユニークなアイディアのプレゼンでも有名なTEDカンファレンス。時に数百万の視聴者を集めるTED Talksのキュレーターの一人に、今日は会って話をする機会がありました。

 

彼女との話で印象的であったのは、人生の壁にぶつかった時の事です。誰もが一生懸命に生きようとすればするほど、私達は壁にぶち当たる様に出来ているように思います。これを避けることなしに、何かをやり遂げることはどうしてもできない。仕事、家族関係等、壁の種類や大小に差はあっても、誰にも経験があることではないかと思います。

 

彼女との会話の中で、私は壁にぶつかった時に心得ておくべき事として以下のようなメッセージを受け取りました。自分自身が壁にぶつかった時に読み返すことができるように、メモしました。

 

一つは、壁の向こうには、必ずその先があると知っておくこと暗闇の中を手探りで進んでいるような状態が続くと、ついめげそうになってしまいますが、そこで心地よかった過去を振り返ってはいけないと彼女は言いました。見据えるべき先は過去ではなくて、壁を超えた先の未来。よく夜明け前が一番暗く寒いといいますが、その話を聞いていて、もう限界!という所をちょっと乗り越えた辺りから、本当の道はひらけていくのではないかと思いました。

 

そして、辛い時期は期間限定だと知っておくこと人生には波がありますから、好調の時も不調の時も当然出てくるでしょう。困難の渦中にいる本人には分かりにくいですが、視線を冷静にぐぐっと引いてみれば、辛い時期も自然の流れの一つなのだと分かるはずです。ですから、大変な時はこれを素直に認めて、期間限定で過ぎると悟っておくことが支えになります。嵐の時は、静かに家で嵐が過ぎるのを待つのと同じような感覚でしょうか。辛い時期だけが永遠に続くことは絶対にない。必ず、太陽が顔を出す瞬間は訪れるはずです。

 

また、方向転換は可能だけど、「自分」だけは諦めないこと。勝ち目の見込めない挑戦を何度も繰りかえすことは人生の無駄です。だから「これは違う」と思ったら、これまでの経験に照らし合わせて方向転換を試みることは、アリでしょう。それでも、絶対に諦めてはいけないものが一つあります。それは「自分」。辛いからといって、自分の可能性自体を投げ出してしまう事だけはしないようにしたいと思います。

 

辛い時期は、誰にでも必ず到来します。でもそれを乗り越えて力を明日に活かす事ができるか否かの差は、壁の先を見据える眼、辛い時も期間限定だと悟る力、そしてどんな時でも「自分」はあきらめない姿勢、この辺りが大切なのではいかと思う次第です。