人生を失敗しないために、資格試験を考えたらまずチェックすべきこと

キャリアアップを目指して資格試験の勉強に励んでいるものの、現在の職場の人間関係を微妙にしてまで勉強に邁進していいのか分からない。また30代一歩手前で転職をして良いのかどうか不安になる、というご質問を20代後半の方から頂きました。ですので、今回はキャリアアップと資格取得の関係について考えてみたいと思います。

 

20代後半となれば今の会社の仕事も十分覚え、次の10年をどう過ごすか悩む時期です。夜間MBAや語学の勉強、各種「士(さむらい)」業の資格取得を考える方も多いかもしれません。

 

プロフィールを見ても分かる通り、私は最初の就職を資格経由で経験しています。そこから言える事が2つあります。それは、

 

  年齢と経験に照らし合わせて、資格取得が最適なものかとことん考えよう

  これだと決めたらとことん進もう

 

ということです。人生を左右する一大事ですから、共にトコトン考える事をお勧めします。

 

1. 行き先に向かうための乗り物は正しいものか、とことん吟味しよう

 

これを確認するためには、自分が思い描く道を既にたどった人の意見を直接、聞いてみることが一番です。

 

ある講演会を頼まれた時に、事前の打ち合わせでファシリテーター役の方に「田島さん、あまり参加者の方をガンガン鼓舞するような事は言わないで下さいね」と釘をさされた事があります。そこでMBAの授業を担当する傍ら、学生さんのキャリアカウンセラーも引き受けるその彼女は、30代後半で退職しアメリカにMBA留学したものの、その後の就職先を見つけられなかった女性の話をしてくれたのでした。

 

ちなみに私の最初の職場は会計事務所ですが、大学中退や転職等の諸事情あっても同僚達は皆、20代ギリギリまでにはなんとか就職していたように思います。

 

夢を持つ事はとても大切ですが、それだけでは「めでたし」とならないのが厳しい現実社会。、、、というのは皆がもうすでに知り尽くしている事実ですね。

 

資格取得は、やはりゴールではなく、自分が進む道の入り口を開ける鍵のようなもの。果たして自分がノックしようとしているドアが正しいものか、その鍵がドアに合っているかをしっかり吟味すること、そしてそのためには経験者の体験談が必ず役立つ事を、まずお伝えしたいと思います。

 

  2. 正しい乗り物に乗ったら、脇目をふらずアクセルを踏もう

 

こうして、目指している資格が正しいものだと確信できたら、次は勇気を持ってアクセルを踏みこむことです。高速道路で行き先に迷いジグザグ運転をしている車は、周りに迷惑だけでなく、車自体が危険です。そして、これはどんな選択でも言える事ですが、人生の次の扉は後ろの扉を自分の力で閉めなければ、開かないように出来ているように思います。

 

上の過程で転職をすると決めたのですから、ここまできたら契約の範疇でない事はする必要はありません。飲み会も気持ちよく断って、資格試験の勉強と次の就職活動の計画を立てる事に専念すべきです。こうしたガムシャラさから、次の扉は自ずと開くはずです。

 

「はしごに足をかける前に、それが目当てのビルにかけてあるかどうかを確かめろ」こういったのは、かの有名なスティーブン・コビー氏です。ビルだけでなく、はしごのチェックも入念にする。これだと確信できたら、下を見ずに一心に登る。成功のヒントはこの辺りにあるような気がする次第です。

関連記事