英語を上手に話すために知っておくべき、たった2つのコツ

英語一本で仕事をするようになって早10年。英語を無理なく操る帰国子女の友人が、うらやましくて仕方のなかった純和製の私ですが、現在は生活の99%を外国語で暮らすようになりました。

 

非帰国子女の勉強法についていろいろ試行錯誤してきた私は、大人の語学学習法について随分失敗してきたように思います。そして多くの失敗から、本当に必要な事は2点につきると学びました。上達の鍵は「英作文は×、切った貼ったは○」です。つまり、

 

①英語はフレーズで覚えよう(自分の文法の知識で作文しない)

②状況に応じてフレーズを組み合わせて、そのまま口から出そう(覚えている単語の繋がりを切った貼ったで加工する)

 

のたった2点です。なおここでの目標は、ハーバードでビジネスを雄弁に論じるのではなくて、日常会話を分かりやすくマスターすることに重点を置くことにします。

 

①英語はフレーズで覚えよう(自分の文法の知識で作文しない)

 

これは学習者用に作られたフレーズをそのまま単語の塊として覚えることです。参考までに私が現在使っているノートを下に貼っておきます(語学の種類は違いますが、本質は同じです)。これを何度も繰り返して何も見ずにすらすら言えるまで繰り返します。

 

覚える際は、必ず音が付いている最新の教材で行いましょう。英語が話せないといっている人の大半は、まず相手の音が聞き取れない(=言っていることが分からない)事が大きな壁になっています。同じ時間をかけて勉強するならば、始めからここを攻略しつつ望んだ方が時間を無駄にしません。

 

コツは、自分がアキアキするほどの繰り返しです。かけた時間の質よりも、繰り返した量が最後は差をつけます。ですから待ち時間などで一度覚えたフレーズを何度も繰り返してみましょう。私はと言えば、ストレスを自分で感じないように、今覚えるものはいつか一度忘れるという悟りの境地で相手と向かうことにしています。

 

文法を勉強することは大切ですが、あくまで学習の目的は、語順のイメージを付けることと、過去・現在・未来の時制を混乱させないことだけです。例えば、私がフランス語を勉強している時に文法で気をつけるのは、下の赤丸で囲んだ程度の事です。それ以上の深入りはしません。

 

②状況に応じてフレーズを組み合わせて、そのまま口から出そう

 

このイメージは、パズルの組み合わせに似ています。上で覚えたものを、状況に合わせて変化させつつ口に出します。

 

例えば、先日は東京も雪が積もりました。そこで「昨日は雪が降って大変だった。電車も随分遅れた。」と言いたい場合は、まず頭の中でそれに近い記憶したフレーズを検索します。完璧に一致するフレーズがなくても全く問題ありません。

 

例えば、

l   It snows today.(今日は雪がふります。)

l   I am sorry. I am late.(ごめんなさい。おくれました。)

の2つのフレーズが見つかったとします。これでも充分きりぬけられます。二つを過去形に直して、電車という単語を加えれば、下のように表現できます。

 

“It snowed yesterday. The train was late. (昨日は雪が降りました。電車が遅れました)”

 

“The train was delayed"と出てこなくても、「大変だった」と日本語通り一字一句作文できなくても、言いたい事は充分相手に伝わるはずです。

 

正しいフレーズをとにかく繰り返して覚える事。日本語を無理に英語に訳そうとせず、覚えた事を切り貼りして、伝えたいフレーズにすること。この2つを心に留めて勉強するだけで、英会話力は格段に向上するはずだと思います。

 

<私が現在使っている語学の勉強用ノート>

私が使っている語学学習用のA5版ノート(仏語ですが、コツは同じです)
私が使っている語学学習用のA5版ノート(仏語ですが、コツは同じです)