周囲の期待が重く感じられる時

(c) skyseeker, https://www.flickr.com/photos/skyseeker/
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周囲からの期待ほど、その人にとって厄介なものはないかもしれません。

 

学生時代は進学・就職にまつわる親の期待を背後に感じ、社会人になれば結婚の期待を近所のおばちゃま方の視線にひしひしと感じ、就職・結婚してみれば会社の上役に昇進への期待をかけられ、子供が小学校に上がりPTAに入ってみれば古参のメンバーからもっと責任の重い役割を果たすことを期待される。

 

これらの期待が厄介なのは、偽物の期待は、私達の心の中に「もし期待に添えなかったら、相手を幻滅させてしまうかもしれない」という不安の卵を無意識に生みつけ、期待自身が私達を遠隔操作しようとするからです。状況に応じてこの不安は、単なる幻滅から「相手に嫌われてしまうかもしれない」「もう愛されないかもしれない」とスケールアップすることもあるでしょう。苦しくなるのは、当然です。

 

では相手の期待に答える事に疲れた時には、どうしたらいいのでしょうか。今回は今週頂いた質問(ありがとうございます!)をもとに、周囲の期待について考えたいと思います。

 

この場面においても外してはならない基本事項は、やはり自分の人生の手綱は自分でしっかり握っている(=遠隔操作されない)ということだと思います。自分の本当にやりたい事において他者から期待されることは、その人のモチベーションにも繋がります。もともとモノグサの私がこうしてブログをせっせと更新できているのも、「ブログ楽しみにしていますよ!」という読者の方のかけ声であったりしますから、これは一定の事実です。

 

問題は、自分が本来やりたい事ではないのに周囲からの過剰の期待を受けている時です。特に、先輩・同僚など毎日顔を合わせる距離感の人間関係で、相手を無下に切る事が出来ない時の反応が、最も困るのではないでしょうか。

 

そんな時には、「ああ、プレッシャー感じちゃうな。私、そんな人間じゃないんです。」とカラリと率直に伝えてみるのはいかがでしょうか。過去ブログ『ネガティブな事の上手な伝え方』にも載せたように、ネガティブな事は事態が大きくならない内に、重さを避けつつ、でも正直に伝えるのが一番です。

 

期待している側もその時の気分に流されている場合がほとんどです。やはり最も大切なのは、貴方自身がハッピーでいること。そして自分の夢をちゃんと追いかけていることです。

周囲の人全てに好かれる事は無理ですから、期待に振り回されて疲れきってしまう前に、難しい事を言い続ける相手には、礼を失しない程度に感情的にドライでいる事も大切ではないかと思う次第です。

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