人間関係、報酬、「やりがい」 転職時に私達が大切にすべきもの

転職フェアでお話するようになってから、転職に関する質問を良く受けるようになりました。かく言う私も、20代の後半に転職を実践した人間です。職場の人間関係か、報酬か、それとも「やりがい」か。ホームページの質問欄に寄せられた、キャリアチェンジの際に何を考えるべきか、という点にお答えしたいと思います(質問ありがとうございます!)。

 

結論から言えば、大切なのは、何を取って何を捨てるかの明確な取捨選択だと思います。何かを選ぶことは、何かを捨てることと全く同意義。かのナポレオン・ヒルも「実現したいことと、実現に必要な『代償』を自分の中で明確にしなさい」と述べています。どうやら幸運の女神は、個人の取捨選択の権利こそは認めてくれるものの、一人が全てを一度に手に入れることは許してくれないようです。

 

ですから次の選択肢の中から自分が本当に大切だと思うもの、そうではないものを大まかに考えてみましょう。

·         仕事内容の「やりがい」や意義

·         成長の度合い

·         報酬

·         職場の人間関係

·         仕事に割く時間の割合やストレスの程度

·         人生のパートナーや親・子供との関係性、等

 

私個人の話をすれば、20代の転職時には完全に、仕事の意義と成長の度合いばかりをマントラのように唱え、他のことは考えない、という単細胞ぶりを発揮しました。だから報酬も一時期4分の1に減りましたし、結婚とは無縁の20代を送りました。これはしまった!と思っても後の祭りです。

また、その選択は年齢によって変化しうるはずです。迷ったら、年齢につぶしのきく選択から取る事も一案です。ですから自分のやりたいことをリストアップして、それに年齢制限のついているものを検討してみる事も役立つはずです。

 

最後に、好奇心についてです。今朝たまたま目にしたマネックスグループの松本さんの言葉が非常に腑に落ちました。「人間がもとから持っている能力には大して差はない。差をつけるのは、好奇心とモチベーション」。やはり自分がやる気を感じる事に挑戦した方が、自分の可能性は大きく開くと思います。