オリンピック新国立競技場の計画白紙はどう海外で伝えられているか

2020年東京オリンピックの主会場となる新国立競技場の建設計画が白紙となりました。このニュースは海外を駆け巡り、英ガーディアン誌のレビューランキングでは、現在3位に入っています。

 

興味深いのは、ニューヨークタイムズを含めた主要メディアがハディド氏のイラク系イギリス人というバックグラウンドに触れている点です。そしてコスト増を理由として挙げた上で、「外国人には東京の国立競技場の建築をさせたくないのだ」という彼女の過去のインタビューを引用しています。一見「やはり外国人が日本で働くことは難しいのだ」とも思わせるような書き方は、日本のメディアではまず見あたりません。

 

これは、日本の幾つかのメディアが、彼女を「女性建築家」と紹介していることと対照的です。「女性役員が」「女性研究者が」と事ある毎に女性性を強調する日本のメディアですが、このような書き方は海外の記事ではまず見られないと思います。