海外のパーティーで好印象を残すために

(C)http://blog.thistle.com/meeting-room-with-free-drinks-reception/
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海外を「欧米のルールが通用する場所」と限定した場合、パーティーが、自己アピールと他者理解の入口の場、と認識されているのは事実だと思う。深い人間関係を結ぶ一歩手前、近未来、多分仕事で顔を合わせるであろう相手をそれなりに理解し、自分は何者であると相手にプレゼンテーションする場。また、虚飾と真実が微妙に一点で交錯する場。

 

先日、ささやかなレセプション・パーティーを開いた。先進国途上国双方を含む場所で、そのような場面を数多く経験してきたが、海外のレセプションで自分が主催者側にまわるのは今回が初めてであった。来客は、在外公館の公使、ジャーナリストやその国の画家等。彼ら彼女らの国籍は、東ヨーロッパ、インド、アメリカなど、あいかわず多国籍であった。自分が主催者側に回ってはじめて見えたことがある。すなわち招待客として好印象を残すヒント。

1) 参加の返事は、聞かれていなくても必ず出すこと。特に行くと返事をして、当日姿を見せない招待客に、主催者側は少なからず困惑する。参加したくないパーティーの場合は、理由をつけて早急に返事を出してしまうのが良策。よく招待カードに出てくるRSVP (épondez s'il vous plaît)というのは、参加の返事を出して下さいとの意。

 

2) パーティー中、自分が一度聞いたのに忘れた可能性の高い情報は、その場では繰り返し聞かない方がいいかもしれない。以前聞いたはずの情報でも(特に相手の発音しづらい名字など)その場で反芻できない場合、相手に再度質問せず、後で調べること。特に、名前は自分にとっては異質の情報でも、相手にとっては当たり前に慣れ親しんだものなので注意が必要。自身の知恵を働かせれて、どうにかその場を凌ぐ。

 

3) 女性は、自分の服装に知恵を含めば好感触。男性は、自身の身なりの清潔さに余裕を持たせること。女性の場合、どの国であっても、年齢に相応した女性の美しい装いには、誰もが好感を持つと思う。主催者側も、勿論、嬉しい。今回は、ロンドンのLSE で国費留学生として勉強した20代女性の若い洗練も、60代女性の甘さも辛さも噛み分けた碧玉の瞳に合わせた全身の配色も、どちらも同じように深く私の心に残った。男性は、シャツの白さや口元、襟足の端正さに清潔感が滲み出て良。

 

4) そして最後は、老若男女問わず、その人が発する言葉。ここまで見てくると、人生のある一定時期、とにかく好奇心と信念にかられ心の欲するままに勉強する図、というのはあながち間違いではないと思えてくる。その人の知性は隠していても、必ず匂う。

 

5) そして何より、その場を楽しむ姿勢。虚飾と真実が微妙に交錯する場で、尚、人と関わることを楽しむその人の強さ。やはり、主催者としては、招待客に楽しんでもらえることが何よりも嬉しい。

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